アルコールの飲み過ぎによって赤ら顔になってしまうのは本当?

アルコールを飲むと赤ら顔になることがあります。
人によっては少量でも赤くなりますがどうしてでしょうか。
アルコールの影響と赤ら顔
たまにアルコールを飲まれる方が赤ら顔になるのは、アルコールを飲んだことで血流が良くなり毛細血管が拡大しているからです。しばらくしてアルコールが抜けると顔も元のように戻ります。
しかし、毎日のようにアルコールを飲んでいる人の中には、アルコールを飲んでいない時でも赤ら顔の人がいます。これは、肝臓の機能が低下したために起こっていることもあるのです。
肝臓は、体の中の老廃物や余分なものを浄化する大切な臓器です。アルコールを飲むとココでアルコールを分解します。
でも毎日の飲酒で多く飲んでいたりすると肝臓が弱ります。肝臓が弱ることでアルコールが分解されず赤ら顔が続いてしまうことがあるのです。
アルコールは飲み過ぎると体に害を与えることが多くなるので赤ら顔になる時は注意してください。
アルコールと毛細血管の変化
アルコールを飲んだあと赤ら顔になってしまうのは毛細血管が変化するからです。アルコールや辛いものを食べたりすると体温が上がったり毛細血管が拡大します。
これにより皮膚の下の毛細血管の色で赤ら顔に見えるのです。通常は、一時的に赤ら顔になりしばらくすると赤ら顔でなくなります。
アルコールは時間をかけて分解されていくのでアルコール濃度が下がると赤ら顔も治まるのです。
しかし、アルコールを大量に飲んだりすると赤ら顔がなかなか治まらない事もあります。
急性アルコール中毒とかたまに聞きますが、アルコールを大量に短時間に飲んだりすると肝臓が分解しきれません。そうなると毛細血管が拡張しっぱなしになってしまうのです。
その結果、赤ら顔が治まらないだけではなく健康に被害を与え最悪命にも影響してしまうのです。アルコールの赤ら顔は肝臓が受付を拒否していると考え、それ以上は飲まないようにするのが良いです。
アルコールの赤ら顔は個人差がある
アルコールを飲むと赤ら顔になってしまう人が大半です。でも、個人によってはかなりアルコールを飲んでも赤ら顔にならない人もいます。
お酒が強いと人から言われて飲み過ぎになってしまう事が多いのですが、赤ら顔にならないのもある意味怖い部分があります。肝臓がそれだけアルコールを分解する力が強いという事ですが過信すると急に悪くなることもあるのです。
赤ら顔にならないからと言って大量にアルコールを飲むのは控えた方が良いです。逆にほんの少ししか飲んでいないのに赤ら顔になってしまう人さえいるのです。
少ししか飲めない人をからかったりする人もいますが、これはそれぞれの肝臓の機能や体調もあります。無理やり飲ませるのは絶対にやめてください。
特に、アルコールを飲んで赤ら顔になっている人はもしかしたら肝機能が低下している可能性もあります。そのような状態でアルコールを勧めると急性アルコール中毒になる可能性も高くなるのです。
普段からお酒を飲まない人で赤ら顔になったら周りが飲ませないようにするのが良いです。
アルコールで赤ら顔になった後の対処法
アルコールで赤ら顔になった場合、女性だと酔っ払いと思われて嫌だという人もいます。特に色白の人は毛細血管が拡張しやすくなっているのですぐに赤ら顔になることが多いです。
そんな時は、まず、水分などを多くとってアルコールを早く体外に出すようにしてください。水分を結構飲むとトイレに行きたくなります。
アルコールは結構尿になって出るのが早いので赤ら顔改善にはトイレに行くのが良いのです。水分を取ることで体内のアルコール濃度が下がり酔っている状態も改善されます。
赤ら顔になってしまったら、そこまででアルコールを止めてウーロン茶などの他の飲み物にするのもおすすめです。赤ら顔になるということはアルコールを肝臓が分解しきれてないという事もあります。
他にも冷たい風に当たったり、冷たいタオルで顔を冷やすのも赤ら顔の対処法としては良いです。タオルは女性の場合メイクをしているとなかなかできませんが、他の方法は試してみてください。