症状別!赤ら顔の治し方・改善方法まとめ

赤ら顔の原因が毛細血管の拡張である場合の治療法は、症状の度合いによっても違ってきます。
ここでは軽症の赤ら顔から重症の赤ら顔まで症状に合わせた解決方法を紹介します。
軽症編
軽症の場合であれば、食生活やスキンケアの方法、化粧品を変えるだけで治す事ができます。
食生活を改善する
アルコールや煙草、カフェインや香辛料などの刺激物は赤ら顔の原因となりますので、過度に摂取してしまっている人は量を控えるようにしましょう。赤ら顔に限らず、日々の食事は身体に様々な影響を与えますので1度毎日の食事について見つめなおす事も必要です。
スキンケアを見直す
良かれと思い洗顔を何度もしたり、力を入れてゴシゴシ洗うと肌への刺激が強すぎて乾燥し赤ら顔の原因となってしまいます。洗顔をする時にはたっぷりの泡で汚れを包み込むように優しく洗い、必要以上に回数を増やさないようにしましょう。
また、洗顔後のスキンケアには皮膚の炎症を抑え赤ら顔にも効果があるビタミンC誘導体含む化粧品を選ぶようにするとより効果的です。
漢方薬を服用
気温差やアルコールで赤ら顔になる人は血管が広がりやすくなってしまっている可能性があり、それを改善する効果のある漢方薬には桃核承気湯や温経湯、桂枝茯苓丸などがありますので、医師や薬剤師の指示の元服用するようにしましょう。
赤ら顔は軽症の内に治す努力をしなければ症状はどんどん進んでしまいます。軽症の時であれば日常生活の中で、これまでの生活習慣を少し変えるだけで治す事ができますので、放置せずにその症状と向き合い治すようにしたいですね。
重症編
軽症の場合であれば、食生活やスキンケアの方法、化粧品を変えるだけで治す事ができますが、重症化してしまった場合には皮膚科を受診して治療をする必要があります。
光治療
赤ら顔になっている部分に光をあてることで拡張した毛細血管を縮小させ、赤みを目立たないようにする治療法で、カメラのフラッシュのような光が赤ら顔の原因になっている血管や沈着した色素に反応し破壊します。その結果、赤ら顔が解消されるのです。
光治療で用いられる光はレーザーとは波長が違うので痛みが少ないのが特徴で、一時的な肌へのダメージも期間が短いとされています。
レーザー治療
レーザーを患部にあてる事で毛細血管が拡張しているのを収縮させ、赤ら顔を解消してくれます。光治療と比べると痛みを伴い、一時的な肌へのダメージも多くなります。
レーザー治療で用いられるレーザーには種類があり、保険が適用されるレーザーもあれば保険が適用されないレーザーがあります。
硬化療法
血管に直接硬化剤を注射し弾性包帯で圧迫する治療法で、血管の内側がくっつき線維化する事で赤ら顔が解消されます。レーザー治療をして効果があまり現れなかった太い血管などにはこの方法での治療が合っており、治療後はすぐに日常の生活に戻ることができます。
これらの治療は一部のレーザー治療を除く他は実費診療になってしまい保険が適用されません。